【最新情報】コロナ禍のニュージーランドの留学状況と今後について
ニュージーランドへ留学する予定だったけど、新型コロナでいつ留学に行けるのかわからない
2020年は全世界の国々が国境を閉じ、コロナを遮断するために海外の旅行者の流入がなくなりました。
同様にニュージーランドでも2022年3月28日から国境を閉じ、ゼロコロナを目指したロックダウンが始まりました。
ニュージーランドに4月以降に留学予定だった留学生も、現状まだ国内に入国することができていません。
そんな現状の中、今後ニュージーランドへ留学を視野に入れている人たちが知っておきたい、ニュージーランドの国境と留学生の流入の現状をお伝えしていきます!
Contents
新型コロナ禍ニュージーランドの現状について
ニュージーランドでは日本と違い、ロックダウンというシステムを導入していました。
最大レベル4の厳重状態では、スーパーや薬局など日用品でも必要最低限のお店しか開いておらず、飲食店は全て閉まっていました。
また国民は基本的には外出を控え、買い物もしくは運動のために出歩く以外は同じ家に住んでいるコミュニティのみと家で過ごすことしかできません。
レベルに応じて飲食業がテイクアウェイのみの営業、一部の学校が再開などコロナの状態や病床の状況に応じて規制が緩くなっていきました。
そんな中、現在のニュージーランドはどういう状況なのかを一つひとつみていきます!
ロックダウンからのシステム移行
ニュージーランドでは2020年3月28日からレベルに応じたロックダウンでWithoutコロナの生活を目指しました。
当初はコロナ無しの生活が実現していましたが、デルタ株が広がり始めたことや経済の厳しさを考えてWithoutコロナが難しいこと、ワクチンの普及により現状に応じた暮らしに変えていくと判断しました。
そしてニュージーランドはWithコロナの国へと変えるべく、2021年11月30日にアーダーン首相はTraffic light systemというシステムを導入したのです。
Traffic light systemではニュージーランドの各地域にワクチンの接種率に応じて、緑・オレンジ・赤と異なった制限を課しています。
2021年12月現在、基本的には接種率が90%を超える地域ではオレンジに設定されており、接種率が低い地域は赤に設定されています。(※2022年1月にはオミクロンの市中感染報告により、ニュージーランド全土がレッドに設定)
病床に応じて赤に変わる可能性、大きなクラスターが発生した際は部分的なロックダウンの可能性があると言われていますが、基本的にオレンジ・緑の地域はワクチンを2回接種している人に行動の自由があり普通の生活と変わりません。
しかし、ワクチン非接種者の行動制限はロックダウンと近く、他の人同様にレストランやカフェで楽しむことができないなど厳しい制限があります。
外出の際はワクチンのパスポートとトレーサーのスキャン(行動の記録を残すためのQRコード)の2点は必須となり、いつまでこのシステムが続くのかは未定ですが長くなるだろうと予想されています。
ニュージーランドの学校について
基本的にニュージーランド全地域で学校はオープンしており、学生は対面授業で学校に通っています。
また大学などでは一部オンライン授業も実行されていますが、トレーサーのスキャンやソーシャルディスタンスを保つといったコロナ禍での新たなシステム以外普通の学校と変わりません。
少し違うこととして、ニュージーランドの大学への留学を希望する留学生にはオンライン授業が開講されており、国境が開き次第現地で授業を受けられるシステムを導入している大学や語学学校があります。
留学生をたくさん受け入れることで成り立っている学校も多いので、様々な授業の展開が取り組まれています!
日本からニュージーランドへの渡航状況
2020年3月28日以降はニュージーランドの居住権(パートナービザや市民権など)がない限り、基本的には入国が禁止されていました。
また入国が可能であっても、20万近くの自己負担での14日間の隔離が必要であったりと渡航者には金銭面に厳しい状態です。
ワクチンの普及と国の経済を変えていくべく、2022年からは段階的に国境を開けていくと政府は2021年11月24日に発表しました。
現在発表されていることとして次の3段階が挙げられます。
- 2022年1月16日からオーストラリアからのニュージーランド居住権を持つ人もしくは条件に見合う旅行者が、コロナの陰性証明とワクチンの2回接種で管理下の隔離無しでの入国が可能となる。
- 2022年2月13日から諸外国(高リスク国以外)からのニュージーランド居住権を持つ人もしくは条件に見合う旅行者がコロナの陰性証明とワクチンの2回接種で管理下の隔離無しでの入国が可能となる。
- 2022年4月30日から諸外国からの全ての人に対して、コロナの陰性証明とワクチンの2回接種で管理下の隔離無しでの入国が可能となる。
いずれにしても、現在はステップの発表のみで実際の渡航後の詳細は詳しく発表されていません。
※2022年1月現在、オミクロンの市中感染と国外からの入国者のオミクロン感染者の増加から、現在も延期になった2月末ステップ1の国境オープンの予定は未定です。
ビザの申請状況
ビザのプロセスはパートナーや特別下でのワークビザなどを除いて、基本的に国内からの申請のみで国外からのビザの申請はできません。
ニュージーランドの国外のイミグレーションの支社を閉じて、国内のみでのビザの対応をしている状態です。
以前にビザを申請してビザが取得できていない場合は払い戻しの対応となっており、もし申請時に必要だった健康診断が期限切れの場合は再度受診し、申請時に新しいものを提出しなければいけません。
日本とは全く違うコロナの対応で、知らない情報が結構あるよね
ニュージーランドの今後の見込み
ニュージーランドの政府はは日本とは全く違うコロナの対応をしています。
海外からの旅行者の流入で観光が盛り上がっていたこともあり、かなりの観光業や語学学校が衰退の危機に迫っています。
そのため2022年を目処に国境を開けて経済を取り戻したい状態なので、条件は課されるものの国境を開けていくのではないかと思います。
またホスピタリティーでは人手不足のため、海外からの留学生が仕事を手っ取り早く探して働けるチャンスでもあります。
国境が開くと同時に渡航したい人は、以下のニュージーランドの今後の傾向をしっかり確認していきましょう!
日本からの渡航の条件
留学でのニュージーランドへの入国は最短で2022年4月30日からです。(2022年1月現在、おミクロン市中感染により国境オープンの目処が未定)
しかしイミグレーションはあくまでも予定を公表したのみで、どのような人が対象になるのかなどの詳細をまだ発表していません。
国境を開けても管理隔離がなくなるだけで7日間の自主隔離と隔離後の陰性証明は必要です。
今後のニュージーランド内のワクチンや病床の状況、そして世界での新型コロナへの薬やワクチン、そして新たな種類のコロナがなどの状況によって変わる可能性があります。
また、入国者に対してワクチンのブースターの有無や陰性証明の条件なども変わる可能性があるので要注意です!
2022年の1月から新たに国外の人の入国に対してステップを踏んでいくので、ニュージーランドの最新情報を随時チェックしましょう!
隔離期間が国で違ったりと各国で異なるので、他の国の情報と間違えないように!
ビザ申請の予想
現在国外からのビザの申請は停止しており、2022年4月(※2022年1月現在国境の目処は未定)に国境は開くものの国外からのビザの申請は2022年8月5日まで停止状態が続きます。
それによって、イミグレーションが申請日の変更もしくは特殊なビザの条件がない限りは2022年8月5日までビザの申請ができないので、ニュージーランドに留学目的で入国することはできないので注意しましょう!
また全てのビザ保持者に国境を開けた時点で入国をの許可を受け入れではなく、随時対象のビザ保持者が入国できると言われているのでどのビザ保持者がいつ入国できるかはわからないのです。
もしビザが申請再開された場合、申請再開日に多くのビザが世界から申請されることとなりビザを取得できるタイミングはイミグレーション次第となります。
仮にニュージーランドの渡航日を先に決めて飛行機を予約するも、ビザのプロセスが進んでおらずビザなしで渡航できないことも予想されますので、ビザの取得にかかる期間をしっかり視野を入れて余裕を持った航空券の取得と入国日を決めましょう!
ビザのプロセスの期間が申請ページで見られるので、それを元に予想するのも1つだね!
まとめ
ニュージーランドの現状と今後についてまとめました!
留学を視野に入れている人には外せない情報ばかりだと思うので、今後のイミグレーションやニュージーランド政府の情報をしっかり追うことがいち早く留学を始められる鍵になります。
この新型コロナで情報はいち早く変わっていくので、情報を仕入れながら留学先の人と相談しながら留学のプランを考えてみましょう!