【シチュエーション別】これで完璧!ニュージーランドで使う日常の英語フレーズ

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ニュージーランドではどんな英語のフレーズがよく使われるんだろう?

海外に訪れる機会ができたとき、現地の人たちと英語で話している自分を想像してみてください。

どんな風に挨拶して会話をしているかイメージできますか?

日本ではあまり英語を使わないので、どういう英語のフレーズが使えるのか不安になる方もいるのではないでしょうか。

今回はニュージーランドでよく耳にする日常英会話で使いまわせる言い方や、知っておくと焦らないで話せる英語のシチュエーションをいくつかご紹介いたします!

 

ニュージーランドの英語はイギリスの英語のフレーズと似ている?

ニュージーランドの歴史を見てみると、原住民のマオリと移住してきたイギリス人の2つの言語が混じり合って、今のニュージーランドの英語です。

マオリの言語は英語とは全然違う言葉なので普段の会話で聞くことはあまりなく、現地の人たちは基本的にはイギリス式の英語で会話をしています。

ニュージーランドらしい英語として、ニュージーランドのみで使われる様々な単語の言い方やスラングがあります。

上記から、イギリスの英語を知っていると生活には困りませんが、ニュージーランドの生活に慣れ親しむためにはスラングを知ることは欠かせません!

それでは、ニュージーランドならではの言葉を交えながら、海外で困らない英語のフレーズをシチュエーションごとにご紹介いたします!

アメリカの英語を勉強する日本人にとっては、イギリスの英語は少し違和感を感じる人が多いかも!

 

日常の会話編

ニュージーランドに渡航すると、ホームステイや現地の人たちと会話をする機会がどこかで訪れます。

日本とは少し違う挨拶の感覚から、日本人があまり使わないイギリスならではの英語のフレーズを以下にみていきます!

挨拶

日本ではお疲れ様と軽く尋ねることや、久しぶりに会った人には「元気」などの挨拶を交わすことはありますが、英語では少し感覚が違います。

毎日会っている人、初めて会った人関係なくみんな同じように口を揃えて

「How are you?」

「I’m good. Thank you! How are you?」

「I’m good. Thanks」

と言ったやり取りをしています。いわゆる「調子はどう?」と軽い挨拶をお互いにかわします。

相手にも同じように聞き返す時は、

How are you?」「How’s going?」「And you?」「Yourself?

など相手にも聞き返すことが多いです。

最初は驚く人も多い返し方の1つで「How are you?」と聞かれて、そのままおうむ返しに「How are you?」と返す人もいますが、それもひとつの挨拶の返し方の1つです。

挨拶を聞かれて自分の状態を答えた後は、マナーとしてThank youとお礼を言うようにしましょう!

学校で習ったように「I'm fine」と聞くことは基本的になく、体調が優れているか聞かれた際に応えることが多いです。基本は「I'm good」と答える人が大半です。

 

時間の伝え方

私たちが学校で習った言い方だと、6時45分のことを

「Six forty-five」

と数字をそのまま時間と分に分けて言うだけでしたが、ニュージーランドの場合は

「a quarter to seven(7時から見て15分前)」

と言う言い方になります。

逆に30分より後の時は

a half past six(6時30分)」「five past seven(7時5分)

pastが使われます。

pastは時間から見て何分過ぎたかを示す時、toは何前かを示す時で使い分けます。

ニュージーランドではこのような時間の言い方が一般的なので、混乱しないためにも押さえておきたいフレーズの1つです!

何分前か後で'to'か'past'で最初の頃は間違えて、違う時間を伝えてたことがあったよ

 

お礼の言い方と受け答え

他の人から何かしてもらったら必ずお礼を言います。

その言い方として「Thank you」が一般的ですが、他にも

と言う言い方ができます。

また、その受け答えとして

Your welcome」「No problem」「My pleasure

と言うことが多いです。

普通のやりとりですが、お礼とその返事がないと失礼な態度になってしまうので気をつけましょう!

小さい時から失礼な態度をしないように親から言われているので、みんな当たり前のように笑顔で言うのでとても気持ちよく感じるね!

 

飲食店での会話編

誰もが最初は大きな壁に感じてしまうことは、飲食店や買い物での英語のやりとりではないでしょうか。

いたってシンプルなやりとりですが、いざ直前になると「理解できるのかな」「通じるのかな」と不安になるかと思います。

ここからは飲食店に訪れた際の会話の一通りの流れを押さえていきましょう!

 

店員の挨拶

まずお店に入った際に店員と目があったら最初に挨拶してくれます!

日常での会話編での挨拶と一緒で、「How are you?」と聞かれることが多いです。

余談ですが、少し常連になって顔見知りになったら、少しレベルアップしてきます。

「How have you been?」

というやりとりがあり、「最近どう?」の意味合いですが、簡単な挨拶よりも少し深掘りに内容を聞いている意味合いで使いたいときに聞きます。

その時は自分の軽い近況報告をすると話が弾みます!

挨拶の受け答えで、「Not too bad」とニュージーランドで言う人が多く、「まぁいい感じかな」と軽い感覚で使うよ!

 

注文

挨拶の後は注文に移ります!

注文はどうするかを尋ねられるときは、

What can I get you?」「What would you like?」「What are you after?

と聞かれます。

最後の言い方は知らないとわからない人もいるかと思いますが、「be after」で“探す”という意味合いになるので1つの注文の聞き方になるので覚えておきましょう!

ニュージーランドやオーストラリアではよく使われるフレーズだよ!

そして自分が注文するときは、

I would like to get ~」「Can I get to~?

~に欲しいものを入れて注文しましょう!

get」の部分を「have」「order」「take」などの単語に変えても大丈夫です。

自然と使えるようにこのフレーズは覚えておきしょう!

 

お持ち帰りの場合

カフェなどではお持ち帰りと店内での飲食が聞かれることが多いです。

大抵は店員の人たちが、

「Have here or takeaway?」

と聞かれるので、どちらかの選びましょう!

日本人にとっては「Takeout(テイクアウト)」が馴染み深いかと思いますが、ニュージーランドではイギリス英語の「Takeaway」もしくは「To go」が一般的です。

また店内で食べることを「Dine in」という言い方もあるので、頭に入れておくと会話がスムーズになります!

こう思うとアメリカとイギリスの英語は意外と違うことがわかるね!

 

お支払い方法

ニュージーランド独特の支払いの言い方があります。

日本含め他の国でもカードといえばクレジット一択ですが、ニュージーランドではEftposというデビットカードの支払いが一般的です。

言い方が違うだけで、実質カード払いかどうかを聞いているだけなので、カードを使う人はEftposに当たります。

「Would you like to pay cash or card?」

と店員に聞かれたら、どちらか答えてください!

ニュージーランドはカード社会なので、現金払いの人は少なく、当たり前のようにカード払いを選択するので聞かれることの方が少ないです。

最初はニュージーランドのカードを持っていなかったので、何のことかわからなかったよ

感想を聞かれた際

テーブルで食べ終わったときや帰るときに店員が、

How was everything?」「How was it?

と尋ねてくることが大半なので、「Great!」「Good!」「Satisfied」など思った感想を伝えてあげましょう!

知らないと難しい聞かれ方のフレーズとして、

「How did you find it?」

という言い方があります。

find」と聞くと見つけるという意味を思い浮かべますが、この場合は他の二つのように感想を聞いているだけなのです。

感想を聞くことは一つの挨拶のようなものなので、気構えずに答えてみてください!

最初はどうやって見つけたのか聞かれたと思って、何を言っているんだと勝手に思った経験があったよ。同じ意味でも他の言い方を知らないと戸惑ってしまうけど、他の言い方を聞くとそういうことだったのかとなるよね。

 

ニュージーランドで押さえておきたい日常スラングフレーズ

ニュージーランドでは他の国の英語と違って、知っていないとどういうことを言いたいのかわからないスラングはたくさんあります。

ここからは数あるスラングの中でも、日常の中で聞く回数が多いフレーズをご紹介します!

 

No worries

そのままの単語の意味を並べると「心配ないよ」という意味合いになるので、何かお願い事をされた時に「No worries, I will do it」といった使い方を色んな国で聞きます。

ニュージーランドではこの意味以外でも、「どういたしまして!」という言い方で使います。

Thanks」「No worries」といったフレーズは街中でよく耳にするので、知っておくべき使い方かつ簡単に使えるので便利です!

「Your welcome」より「No worries」の方が聞くので、いつの間にか「No worries」って使うようになったよ

 

Sweet as / Awesome

何かしてもらった時のお礼の言い方は「Thank you」ばかりではありません。

相槌で、「Sweet」や「Cool」といった言い方を聞くことはありますが、Sweet as」は甘いだけではなく「ありがとう」とお礼で使われたり、「No worries」と同じ意味で使われることも多々あります

Awesome」も同様の意味で使われるので、カフェなどではよく耳にします!

知らないと変な意味合いに聞こえるかなと思いますが、ニュージーランド英語に選ばれる言い方の1つです!

このお礼の言い方をしているとニュージーランドに染まってるなって感じになるよ!

 

〜Eh?

日本語で会話していても、「Eh?」はよく使われているニュージーランドスラングです!

他の言い方だと「~, right?」や「~, isn’t(is) it?」といった使われ方で、「〜だよね?」といった確認したいときに使われます。

発音としては「エイ」といって、仲のいい間柄でよく使われます。

喧嘩腰できているのではなく、むしろ親しみ持って使われるので何か気軽に確認したい時は使ってみてください!

最初は「Yeah」って言ってると勘違いして「?」となったよ

 

まとめ

ニュージーランドの日常で使える英語のフレーズから知っておきたいスラングフレーズをご紹介しました!

フレーズを知っているだけでもニュージーランドの人たちと気軽に会話することができます。

またニュージーランドではこんな英語が使われているんだと改めて知って、英語のハードルも下がるのではないでしょうか?

ぜひこの英語フレーズを活かせていただけたらと思います!