【これで完璧!】ニュージーランドで恥をかかないためのマナーとは?
日本のマナーはいいって言われるけど、他の国ではどう違ったマナーがあるのだろうか?
一つひとつの所作が丁寧と海外から言われる日本と違って、海外に行くとその国独自の文化や習慣から生まれたマナーがあります。
もちろん、私たちが思っていることが普通のマナーと思っていても、ニュージーランドではマナー違反であったりNG行為であったなんてことも起こるかもしれません。
そこで今回は、ニュージーランドで恥をかかないようにどういったマナーがあって日本と違うのかみていきましょう!
Contents
ニュージーランドのマナーは日本とかなり違う?
日本とニュージーランドとは一緒で島国であることから、他の国と違って独自のマナーやカルチャーがあります。
特に国の法律として禁止されている行為が日本では大丈夫であったり、逆にニュージーランドでは普通のことが日本では失礼な行為でカルチャーショックを感じることも多々あります。
しかしマナーは人と人が気持ちよく過ごすためにも最低限押さえておきたい部分なので、日本を基準ではなくニュージーランドの人たちに合わせるようにしましょう!
マナーがあるかないかで、現地の人たちとの関係性も変わってきます。
確かにマナーがなってないといい気持ちはしないよね
ニュージーランドで知っておきたいマナーとは?
日本からニュージーランドに訪れた際に、お互い気持ちよく過ごすために知っておきたいマナーとは何なのでしょうか。
ニュージーランドでの人前のNG行為を避けるためにも、最低限押さえておきたいマナーをいかにご紹介していきます!
タバコはどこでも吸えない
ニュージーランドでは2025年までに喫煙者を人口の5%まで減らす計画をしています。
そのため禁煙環境改定法により、下記の場所での喫煙が禁止されています。
- レストランやカフェなど公共施設の室内(店外のスペースで可能な場合あり)
- Smoke Freeエリア(※Freeは自由ではなく、”無し”の意味)
- 幼稚園や学校、工場内
- オフィススペース など
もちろんこれらの施設でタバコを吸うと法に違反するので罰金を支払うことになるのでご注意ください!
外でのアルコール飲酒禁止エリア
日本だとコンビニやスーパーでお酒を買って、公園などで涼みながら飲んだことがある人はいるのではないでしょうか?
ニュージーランドでは基本的に人が集まるCBD(街の中心街)やAlcohol Freeエリアでの飲酒が禁止されています。
警察に見つかると罰金の対象になるのでお気をつけください!
また、公園やビーチでの飲酒も場所によっては禁止されているので、事前にチェックしましょう。
食事中は会話を楽しむ
日本にいる時はテレビを見ながら食べたり、黙々と食べる家庭などの光景をイメージしませんか?
ニュージーランドでは食事中はご飯を楽しみながら、同時に会話も楽しみます。
その日にあったいいことや楽しみなことなど、些細な会話もみんなでシェアしています。
逆に静かに黙々と食べることの方がマナーとして悪く、コミュニケーションの1つの時間として会話を楽しむことがニュージーランドのマナーです。
食事中は人前に手を出さない
向かい側にある料理や飲み物が欲しいとき、他の人の邪魔にならないように少し立ちながら、手を伸ばして取る人は多いのではないでしょうか?
実はニュージーランドでは人の前に手を伸ばすことはマナーが悪いというイメージです。
助けが必要な時には助けを求めあうことが大事という文化があり、他の人からするとどうして取って欲しいことを伝えないの?と思われます。
相手の邪魔になるから失礼と思うのではなく、しっかりと相手に取って欲しいという意思を伝えましょう!
シャワーでお湯を使い過ぎない
ニュージーランドのほとんどの家では、
温水タンクに貯蓄されたお湯しか使うことができません。
1つの家をシェアするフラットでは何人もの人が1日にシャワーを浴びるため、最後の人は水のシャワーを浴びるなんてことも起こります。
また光熱費がとても高く、お湯をたくさん使うだけでもかなり費用がかかるのです。
ホームステイなどでシャワーを長く浴びないことを言われることが多いかと思いますが、現地の人たちはシャワーを短時間で浴びることがマナーなので気をつけましょう!
目を見て人と話す
初対面の人や目上の人に対して威圧感を与えないために、相手の目を見て話すことに抵抗がある日本人は多く、これも一つの文化で表情を気にしながら生活する日本人の特徴です。
しかし、ニュージーランドではマナーが悪く、目を見て話さないと話を聞いていない、もしくは愛想が悪いと認識されます。
国の習慣から生まれた話すときの着目点ですが、友達であっても初対面の人でもしっかりと目を見て話すことを心がけましょう!
頼みごととお礼はしっかり言う
お店で注文するときや誰かに頼み事をするとき、ニュージーランドでは文末や文中に「Please」を付けないと失礼に当たります。
また注文のものを受け取ったときや、何かをしてもらったときも同様で「Thank you」と伝えることはとても大事です。
ニュージーランドの家族を見ていると、親が子供に対しても「何て言うの?」と言って自分で言わせるようにさせたりとマナーとして教え込まれます。
日本同様でしっかりお礼を言う習慣はあるかと思いますが、「Please」「Thank you」の単語は忘れないようにしましょう!
人物の写真は無断で撮らない
ニュージーランドに訪れた際に、綺麗な景色や思い出をたくさん写真に残したい人が多いかと思います。
笑顔を振りまいてくれる子供を見ると、思わず一緒に撮りたくなることもあるかと思いますが、実はこれもマナー違反です。
子供の写真を撮る際は必ず親の許可をもらってから写真を撮りましょう!
もし実際に子供の写真を無断で撮ると、「その写真を何に使うのか」など問われたりと口論になる可能性があるので注意です。
TPOはわきまえる
ニュージーランドの大抵の場所はカジュアルな服で大丈夫で、自分が一番心地よいと感じる服を着る人が多いです。
しかし、カジノや高級レストランではジーンズやサンダルなどのカジュアルな服装は禁止で、しっかりと時間(Time)や場所(Place)、目的(Occasion)を考えてTPOをわきまえた服装をしなければいけません。
とは言っても、高いスーツやドレスを着ないといけないわけではなく、シャツやワンピースなどの正装なドレスコードで可能なので、気負いすぎなくて大丈夫です!
どこかTPOをわきまえないといけないところに出かける予定がある人は、TPOをわきまえないといけないか事前に調べておくことをお勧めします!
日本と同じような感覚でいると、思わずマナー違反になってしまうことが結構あるから要注意だね!
ニュージーランド人に日本のマナーを聞かれることもある?
上記のマナーで知らないものがあったように、日本のマナーもニュージーランドの人からすると不思議がられることがあります。
例えば、
- 食事の始めと終わりに「いただきます」「ごちそうさまでした」を言う
- 約束の時間をしっかりと守る
- お土産を渡す
など、現地の人たちからしたら「すごい」「変わっている」といった感想を持っており、日本のどういう習慣からきているのかなど聞かれることが結構あります。
たくさんの国の人たちが集まるニュージーランドでは、異文化交流は頻繁にあって盛り上がる会話でもあります。
今一度日本の文化やマナーをしっかり押さえて現地の人たちに教えてあげたり、また日本とニュージーランドの違いを感じながらマナーを守っていただけたらと思います!
「日本だったら...」と言った出だしの会話をすると、「こっちの国だと...」といったやりとりをよくするよ!
まとめ
今回はニュージーランドにはどういうマナーがあるのかご紹介しました!
ニュージーランドでの人との付き合いでのマナーのみでなく、法の下から決められたマナーもあるのでしっかり押さえておきましょう。
逆に現地の人たちからすると、マナーを知らないのかと恥ずかしい思いをする可能性もあるので、その都度マナーをチェックすることをお勧めします。
マナーを保ちつつ、気持ちよい関係でニュージーランドの生活を楽しみましょう!